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クルーの家族の生活と成長を支えるためのサポート制度「FLAGS」ができるまで

制度としての正しい形がだれも分からないからこそ皆で話し合った

VOYAGE GROUPは年々社員数が増えてきており、以前よりもママパパクルーが格段に増えてきています。今回はそんな家族がいるクルーのために作られたサポート制度「FLAGS」をご紹介。今年の5月に移転予定の新オフィスにも「FLAGS」にまつわる新たなトピックスがあるようです!

宮野 衆

Shu Miyano

CCO

2007年新卒入社。ポイントサイト「ECナビ」のアドセールスを担当。その後セールスマネージャーを経て、2010年にコーポレートカルチャー室を立ち上げ、室長に就任。2017年より、CCO(Chief Culture Officer)として、人事・カルチャー領域の執行役員を務める。

齋藤 明日香

Asuka Saito

株式会社cosoral 代表取締役

2006年新卒入社。ポイントサイト「ECナビ」のディレクターとして企画・運営を担当。その後、アライアンス部門の配属となり、外部提携での新規webサービスやアプリの立ち上げを経験。2018年2月に社内の新規事業立案コンテストで「IT活用による子育て支援事業」を提案し、株式会社cosoralを設立。在職中に3度の育休・産休、復帰を経験。

ーーはじめに、「FLAGS」とはどのような制度ですか?

宮野 : 「Family Life And Growth Support」の頭文字をとった名前なのですが、VOYAGE GROUPで働くクルーの家族の生活と成長を支えるためのサポート制度になります。

ーー以前から産休や育休といった形はありましたが、今回改めて制度として形を整えた経緯を教えてください。

宮野 : VOYAGE GROUPでは社員数が年々増えていく中で、子育てをしながら働いているクルーが結構増えてきています。実際に、出産後に復職される方も9割以上なのでママクルーも増えてきました。今までだとそこまで人数がいなかったため、都度都度その当事者と人事で柔軟に「こういう風にやっていきましょう」と話をしていたのですが、人数が増えてくるとそれぞれと柔軟にやっていくというよりは、制度を作ってみんながわかりやすい形で運用できたり、これから結婚や出産を控えている方にも安心してもらえるような形にしていくべきだなと思い、動き始めたのがきっかけですね。

ーーFLAGSはどのようにして作っていったのですか?

宮野 : まず全社に対してアンケートを実施し、ヒアリングをしていきました。実際どのようなことに困っているのか、出産に向けてどのようなことが不安なのか等、実態についてしっかり把握したかったのが目的です。その後はより理解を深めるために「意見交換会」という場を設けて、直接当事者の方々と対話をしていきました。やはりこういった制度を作る時は実際にみなさんの声を拾うことが必須だと思っていて、実態に合っていないものを作っても歓迎されずに空振りに終わるので、そうしたことのないように対話を続けていきました。あと「意見交換会」に参加できないクルーもいたので、slackチャンネルを作ってそこでも進捗報告や質疑応答を受け付けることで、気軽にコミュニケーションができるようにしていきました。

ーーアンケートなどの参加率はどれくらいでしたか?

宮野 : 結構多かったですよ。まずアンケートは全社の半数~2/3くらいの方に回答していただきました。意見交換会に関しては、最初は数人での会になりそうかなと思っていたのですが、パパクルーも何人も参加してくれましたし、これからママ・パパになるクルーも来て聞いてくれました。おそらく「働いてる人は子育てしながらこういうことに困ってるんだ」というのを聞いておきたいというニーズもあったと思うんですよね。あとは最終的に意見を束ねて決めていくという役割で経営陣から私含めて3人参加しました。

各自が感じる課題や違和感を出し合えた

ーー齋藤さんは実際に意見交換会に参加してみていかがでしたか?経営陣の方もいると緊張感もあるのかなと。

齋藤 : 緊張感はありません(笑)!先輩ママクルーが先導切ってグイグイ意見を言ってくださいますし、後輩ママクルーのフレッシュな今ならではの意見とかもあったりして、そうした面で色々な意見が聞けたのは面白かったです。世代関係なく色々話せたことを思い返すと結構発言しやすい雰囲気だったなと思います。一方で、色々な会社さんで最先端な制度をやっていたりするけれども、「絶対にこれがいい」といった事例が社会的にもまだそこまで確立されていない中で、いざ制度を考える立場となった時、どういう制度がいいのかとはっきり明言できる人は実はあまりいなかったです。

宮野 : そうですね。

齋藤 : (制度に対して)課題はあるからみんなでどうにかしていきたいけれど、制度にしたところで私はよくてもみんながよいと思えるのかと言われると「逆に他のパパママクルーの方に迷惑かけちゃわないかな」って。多分これママさんたちはみんな思っていて、だからこそ意見交換会の場でもこれといった案は結局出なかったのかなと。なので絶対にこれがいいという一個の答えを持ってそれに向かって話し合ったというよりは、そこが分からないからみんなで話し合った場だったと思います。

宮野 : たしかに、意見を出し合ったという感じでした。独りよがりの要望をただ挙げていくのではなく、参加者同士で共感し合いながら各自が感じる課題や違和感を出し合えたのは良かったかなと思います。

ーーたとえばどのような話題で盛り上がりましたか?

齋藤 : そうですね、今回制度にした時短勤務や在宅勤務についてだったり、あとは上長によってルールが違うとか……。

宮野 : こういう(上長によってルールが違うなどの)部分が出てきたりして、やっぱり統一的なメッセージを出さなければいけないとか、マネジメント層への意識もあげないといけないとか、改めて感じましたね。

齋藤 : はい。これまでそれぞれの部署で個別最適化で自由にやっていくというのが前提にあったので、人によって(ルールが)ばらついちゃっていたなあという弊害はあったと思います。一方で、制度化しちゃうことによるデメリットもみんなちょっとは分かっていて、そこの部分があるからこそ、ちゃんと「これは制度にした方がいい!」とは言えないんだけどという。難しいです(笑)。

子供がいるクルーに働き方の選択肢を

ーー宮野さん自身FLAGSを作られてみてどうでしたか?

宮野 : こういう制度について話すことで、我々も改めて課題を認識できたというのはすごくよかったです。もちろん今回作ったFLAGSという制度で全部解決できているわけではないので、まずこの形で運用してみて、実際どうだったのかを半年~1年後にまたヒアリングして、どんどん改善できていければいいなと思います。これは第一歩、ですね。「色々な会社さんで最先端な……」といった話もありましたが、VOYAGEらしくというか、身の丈にあった形で、これからもクルーの声を聞いてみんなのサポートができるようなモデルを作っていきたいなという風には思っています。

ーー齋藤さんは何回か復職を経験されているのだとか。

齋藤 : そうなんです。私の場合3回復職していて、かつ1回目の復帰から時短勤務で働いていました。ただ、同じく復職したママさんでも、働き方を工夫して高いパフォーマンスを出している人もいたんですよね。それからしばらくしてcosoral(※)の代表取締役になったタイミングで、子育て支援の事業なのでもう少し子供のことに関わる時間を増やしたいと思い、私自身も働き方の工夫をするようになりました。これまでこうした働き方の柔軟性が工夫するもしないも本人次第だったのですが、今回のタイミングでFLAGSが出来て、「復職したら働き方を選べるよ!」ということがオープンになり、トライしたい人がトライできるようになったのはすごくよかったなと思います。

宮野 : 選べるようになったのはよかったですよね。

齋藤 : そう、それぞれの働き方があるからね。あと、「社員総会参加時の派遣託児所の無料利用」とかも助かっています。うちは夫婦同じ職場なので、それまではどちらかが子供を家でみていて総会を欠席してました。総会に出席できて同時に子供も安心して預けられるようになったのは嬉しいです。

ーー最後、FLAGSにまつわる新トピックスがありましたら教えてください!

宮野 : 意見交換会の時にも伝えたのですが、新オフィスに「キッズルーム」ができる予定です。これもアンケートの中に何人かから意見がありました。産休・育休中の定期面談で会社にくる時、子供のおむつを替えたり授乳できるスペースがあるといいと。ちょうど新オフィスの設計をしているところだったので、それも反映させようと思って作ることにしました。と言っても簡易的なものではあるのですが、安心して活用してもらえたら嬉しいです!

※:インターネットを活用した子育て支援事業を展開する株式会社VOYAGE GROUPの100%子会社。子供のプリントを管理するためのアプリ「ポスリー」を運営。

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